民宿の主を連れ出し、九十九里から汽車で5時間。
伊豆の下田へ行って来た。
数年ぶりに外界へ出た主は「民宿が心配だからすぐ帰る」
と散々ダダをコネていたが、曼陀羅にてこれを静める事に成功。
海ですが。
母と子
なんかバブルの悲しい雰囲気たっぷりのホテルでさ
広大な敷地なのに人が全然いなくてね。
探検したら出るわ出るわバブルの面影が。
フレンチキタ。
これこれこれ
退廃したゲームコーナーにてハケーン。
敵キャラが色濃い。
サル
成金。
財布の札束チラつかせてます。
セーラー戦士
美人添乗員
ガングロギャル
ヒールレスラーと
チャレンジGOGO!!
懐かしい。
ノレーレットマソ。
ロビーが無駄に豪華なんだよ。
端っこには水が流れててね、よく見ると
ウツボくん多数。
体長60cm! カコイイ!
客商売!これぞセンス!
チョイスする生物がちがうわ。
ウツボって指噛み切れるんだよ。
お隣さんは廃墟と化していた。
廃墟フェチにはたまらない。
お化けいるって。
「開国シナサーイ」
と黒船が来たこの下田。
そりゃ天狗に間違えられるわ。
「これは魚と取る網なんだよ」
と主。
ロビーにピアノがあったので弾かせてもらった。
「たいしたもんだぁ」
とご機嫌取りに成功。
女中さんが来るたびに
「九十九里へ来なせぇ」
と誘っていました。
「唐人お吉」
毛唐の要人に気に入られたお吉は
幕府の圧力に負け、自分の身と引き換えに
毛唐要人の妾になる事で時代の変化に貢献したのでした。
文化の違いからそれまでうまく行っていなかった外交は、
お吉のおかげで円滑に進んだと言われています。
幼なじみの婚約者も失い、町人からは蔑まれ、
酒に溺れて物乞いとなった娘は、
川に身を投げその哀れな生涯を終えたのでした。
黙祷。
ミスター・プレジデント!!
三枚刃!
おぉぉ・・・
そりゃ腰抜かすわ。
とまぁいろいろ見たわけですが、
久々の外出を楽しんでくれた様子で。
息子と孫から指輪をプレゼントされ
民宿の主はたいそう喜んだとさ。
チャンチャン。