安宿を探して世界遺産にも登録されているムンバイCST駅の一つ隣
マスジットという駅の近くに泊まりました。
スサマジクキタナイ。
しかもムスリムエリアでスラム。
ムンバイにはアジア最大級のスラムがあります。
ムンバイには決して戻りたくなかったのですが・・・
隊長!
ついに発見したのであります!!
これだけの為にこんな所に戻ってきたのであります!
ボンベイ・チェンバー・オーケストラ!!
1962年設立のインド唯一のオケ。
http://www.bcoindia.co.in/
インドはその過酷な環境に楽器が耐えられないのと
伝統的な民俗音楽が主流になっている為
クラシックは全然普及していないそうです。
数日前一番高い400YENのチケットを購入し
もー某、楽しみで楽しみで
前日は夜遅くまで眠れなかったのであります。
しかし、いざ会場へ行ってみると
ここはインドか?
あのパリコレの新作みたいなのを着ているのはインド人なのか??
今まで見てきたのは一体なんだったんだ!
この凄まじい格差。
と非常に強いカルチャーショックを受けてしまったのであります。
しかも
スーツなど持ってきている訳も無く
せめてものドレスコードにと
少しだけヒゲを切りそろえて行ったのですが
何か汚い物を見る眼で
パリコレのおねーちゃんに見つめられ
ナマステをシカトされたのであります。
演奏前
トイレに行って戻ってくると
座席の上にチェセピークの父より托されたデジカメが置いてあり
「これ落ちてたよ、君のでしょ?」
と隣のインド紳士がにこやかに教えてくれたのでした。
地球の歩き方によると
インドでは飲み物に睡眠薬を入れ眠らされている隙に
身包みを剥がされ荷物を盗む手口があるから気をつけよう!
と書いてあります。
それが、アンタ
みんな欲しがるジャパニーのデジカメですよ?
紳士に対し
「貴方は本当にインド人ですか?」
と大変恐縮な質問を
すんでの所で抑えたのでありました。
なんにしてもここは感謝。
よもやインドで
ショパンのピアノコンチェルトを
スタンウェイで聴けるとは思うまい。
大変心にしみる演奏でありました。
対人間として話に付き合ってくれたこのご夫婦は
セイジ・オザワを大変賞賛されておりました。
ヴィオラの娘がね
大変美しかったのよ。
危険、危険。
やはりクラシックは
上流階級多き世界なんだなと再認識させられました。
しかしこの様に下々の者の中にも
この特殊世界が作り出す音楽が好きな奴もいるのです。
インドの最先端都市ムンバイ
この格差は一体どこまで広がっていくのでしょうか。
もー都会嫌なのでゴアに逃げる事にします。
合掌。
オーケストラ!よかったね。すっごいステキ!
返信削除なんかスラムの写真と比べるとすっごい違いだwwww
いちばん高くて400円って!!!そんな国なのね。
壁の曼荼羅かっこいい~!
返信削除さすがインド!コンサート会場にまで曼荼羅!